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【書評】今のキャリアに少しでも悩んだら読みたい『転職の思考法』

『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』著北野唯我 のブックレビューです。

6月に発売後、ベストセラーとなり話題になっている『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』。

 

私は、今の職場の雰囲気や働き方に疑問を感じていたため、今後のキャリアの参考になるのではと思い、手に取りました。

主人公(30歳)が現状に不安を感じて転職を考え始めるという、読みやすいストーリー形式となっています。

 

共感できるポイントが多かったので、ご紹介します。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 

 本の概要と著者について

簡単に要点をまとめました。

  • 転職市場で勝負するためには、自分のマーケットバリュー(市場価値)を高めることが重要。マーケットバリューは技術資産×人的資産×業界の生産性で測ることができる。
  • 中でも業界の生産性が最も重要で、技術資産や人的資産がない人は、伸びている業界に身を置くことが特に重要になってくる。
  • 伸びている業界は、急成長中のベンチャーが複数存在するなどの特徴がある。
  • 仕事における「楽しみ」を考えるにあたって、「心からやりたいこと」がなくても問題ない。誰でも持っている「小さなやりたいこと」を探すべき。

他に、転職先の会社を見極めるために基準や、転職エージェントのビジネスモデル、好きなことを見つけて「ラベル」化することで替えのきかない存在になる方法などが書かれています。

 

著者の北野唯我氏は、就活サイトONE CAREERを運営する株式会社ワンキャリアの執行役員博報堂ボストンコンサルティンググループに勤めていた経験があるそうです。

著者は冒頭で、本書で伝えたいことを次のように述べています。

私はこの本を通じて、すべての人が「いつでも転職できる状態」をつくりたいと本気で願っています。なぜなら、すべての働く人がいつでも転職できるだけの「市場価値」を持てたとしたら、あなたの生き方すらも変わる可能性があるからです。(P10)

内容をどう活かすか

今の会社に不安を持ちながらも漠然と働き続けている方も少なくないと思います。

私もそんな不安を抱えてモヤモヤとしていましたが、本書を読んでどこでも通用する替えのきかない人材になるべく、市場価値を高める努力をしていきたいと思いました。

市場価値を高めるために本書では、20代は専門性を高め、30代は経験を積めと書かれています。

私はギリギリ20代なので、まずは他社でも通用するような専門性を高め、30代ではそれらの専門性を活かした経験を積んでいければと感じました。

 

また、実際に転職をするとなった場合は、しっかりと判断軸を持って伸びている業界に身を置くことが何よりも重要です。

これらは、転職ではなく独立の場合でも市場価値を高めるという点では共通した考え方だと思います。

 

なお、失敗が怖くて行動できない方には次の言葉が響くかもしれません。

選択が失敗かどうかは、あくまで事後的にしかわからない。失敗につながる唯一の条件は「覚悟を決めるべきときに覚悟を決められないこと」(P236)

今の働き方や今後のキャリアが不安な方に読んでほしい

現在転職活動をしている方はもちろん、いずれ転職をしたいと考えている方や、そうでなくても漠然と今の働き方に不安を感じている方にぜひ読んでほしい本です。

 

実際に転職をしなくても、著者が言うように「いつでも転職できる」という考えを持っているだけで、今後の働き方や生き方が変わってくると思います。

本書を読んで、「転職の思考法」を身に付けましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法