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文系が応用情報技術者に二度目の挑戦で合格した話

文系である私が、2017年10月の応用情報技術者試験に2回目の挑戦で合格できたので、その時の記録を残します。

 

一度目の受験

canos.hateblo.jp

 

上の記事のとおり、私は基本情報技術者に惜しくも不合格となりました。
 
あと0.2点というギリギリの不合格だったということと、応用情報技術者は苦手なプログラミング問題を選択しなくていいという情報により、翌年の春は基本情報より1ランク上の応用情報を受けることにしました。

ただ、やはり基本情報よりも応用情報の方が午前・午後試験ともに問題のレベルが上がっており、普段の仕事の繁忙期とも重なったこともあり、1度目の挑戦は失敗に終わりました。

 

試験本番は平成29年4月16日(日)でしたが、ちゃんと勉強を開始したのは2月末でした。基本情報である程度勉強していて知識があったため、そんなに勉強しなくてもなんとかなるだろうと考えてしまったのが失敗でした。

勉強時間が圧倒的に足りず、午前試験対策としてパーフェクトラーニングをなんとか2周しただけで試験に臨みました。

 

ダメ元で受けた試験は、予想通り不合格でした。

具体的な点数等は失念してしまいましたが、午前試験は7割、午後試験は5割ほどだったと思います。

思いのほか得点できたものの、勉強量の不足を痛感しました。

 

二度目の受験にあたって

一度目の反省を活かし、二度目はしっかりと計画を立てて勉強することにしました。

試験本番は平成29年10月15日(日)で、9月から勉強を開始しました。

 

使用教材など

ニュースペックテキスト 応用情報技術者 平成30・31年 (情報処理技術者試験)

ニュースペックテキスト 応用情報技術者 平成30・31年 (情報処理技術者試験)

 

 基本情報と同じ「キタミ式」でもよかったのですが、ニュースペックの方が情報が細かく掲載されているように感じたため、こちらを購入しました。

ただ、情報量が多い分、初めからしっかり読もうすると挫折します。辞書的に使うことをおすすめします。

 

基本情報で非常に使いやすかったため応用情報でも引き続き使用することにしました。

やはり解説はわかりやすいのですが、二度目の受験では専ら過去問道場や、以下で紹介するアプリをメインに使用していたため、 使用頻度は少なかったです。

 

2018 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (午後問題対策シリーズ)

2018 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (午後問題対策シリーズ)

 

 午後試験対策専門の問題集です。一度目の受験で午後対策を怠ってしまった反省から、評判の高いこのテキストでしっかり対策することにしました。

解法がわかりやすいため午後対策としては非常におすすめです。

 

応用情報処理 過去問

応用情報処理 過去問

  • 株式会社龍野情報システム
  • 教育
  • 無料

今回の合格の大きな助けとなったのがこのアプリです。

平成20年度春から平成27年度秋までと多くの問題を掲載していることに加え、分野別に対策できたり、結果がわかりやすく表示されるなど、無料アプリとしては十分すぎる機能を備えています。

全体的に解説があっさりとしていて説明不足な感はありますが、不明点はテキストやネットで確認するようにすれば問題ないでしょう。

応用情報合格のためには過去問の反復が何よりも重要なので、通勤時間や昼休みなどのスキマ時間にどんどん問題演習をしましょう。

 

 勉強方法

午前試験対策

今までの他の試験ではテキストを読むことから初めていましたが、今回はいきなり問題演習から始めることにしました。

基本情報を持っている方や、応用情報の受験が二回目以降だという方、普段の業務等でシステム系の知識が豊富な方はこのやり方のほうが間違いなく効率がいいです。

私は直近の4回分をパーフェクトラーニングで、それ以前の回の過去問はアプリで解きました。

間違えたらテキストの該当する箇所を読むようにします。できれば範囲を広げて、関連する分野の知識も吸収するようにすると、体系的に理解することができます。

ネットで関連知識を検索したりするのも理解が深まるのでおすすめです。

 

過去問10回分ほどを2周して、6割以上の得点が取れるようになったら、午後対策に移行しましょう。

ただし、午前対策は午後対策にもつながるので、スキマ時間などに継続して午前対策も行うといいでしょう。

 

計算問題が苦手な方へ

文系の方は計算問題が苦手な場合がほとんどだと思います。

私も計算問題にはアレルギーがあり、応用情報の一度目の挑戦ではしっかり理解しようと努力しましたが、結局克服できず苦手なままでした。

なので、今回は計算問題を思い切って捨てることにしました。いざばっさりと捨ててみると、気持ちが楽になりました。

 

また、過去問を繰り返し解いていると、答えの選択肢まで同じ問題が出題されたりするので、計算問題については答えを暗記してしまってもいいかもしれません。

ただし、簡単な公式を覚えれば解答できる稼働率の問題や、財務会計の営業利益などの問題に関しては、サービス問題といえるのできちんと解答できるようにしましょう。

 

午後試験で何を選択すべきか

文系の私が実際に選択し、かつおすすめする問題は以下の通りです。

マネジメント系(プロマネ、サビマネ、監査)は完全に文系向けの問題で、知識を要求する問題よりも読解力を試す問題の比率が大きいです。

しっかりと設例と問題文を読めば回答が導き出せるので、よほど苦手だという場合を除いて、選択することをおすすめします。

 

テクノロジ系は、データベースの選択を推奨する傾向がありますが、個人的には、必須のセキュリティと大きな関連があるネットワークの選択をおすすめします。

ただし、回によっては計算問題の比率が大きかったり、テーマが難解だったりするので、その場合は別の問題を選択しましょう。

 

逃げ道として準備しておくのにおすすめな問題は以下の通りです。

データべースはER図やSQLを理解していれば、比較的得点しやすい問題です。

システム開発も同様です。

経営戦略は簿記の知識がある方などにおすすめできます。 

 

午後試験対策

午後対策は、基本的に午前対策の延長なので、まずは午前試験対策を徹底的に行うことが重要です。

午後試験対策テキストの「重点対策」は、知識よりも解法を身に着けるために解きます。問題をまず解き、解説の解き方をしっかり基本的な流れになります。

間違えた際は、知識が足りないのであればテキストに戻ってしっかり確認し、そうでない場合は、回答を導くプロセスをしっかりと理解することを意識しましょう。

なお、解く問題は自分が本番で選択する可能性のある問題だけで十分です。

 

また、正直ストラテジやマネジメント系の午後問題については、あまり過去問演習の必要性を感じていなかったため、私はほとんど解きませんでした。

 

試験本番

今回は前回と違ってそれなりに対策をしたつもりだったので、合格の可能性は高いんじゃないかなと思いながら試験を迎えました。

 

午前試験を解き終わり、午前は合格を確信できました。

 

午後試験は、セキュリティ→ネットワーク→プロマネ→サビマネ→監査の順番で解いていきました。1題25分を目安に解き、わからない問題は後回しにしました。

マネジメント系3問は、時間をかけて落ち着いて読むことで得点できる問題が多いので、セキュリティとネットワークはあまり考えこまずに、マネジメントに多くの時間をかけました。

全体的に基本情報よりも時間にゆとりがあるので、このやり方で正解だったかなと思います。

午後試験を解き終わった後は、セキュリティとネットワークに若干の不安があったものの、とりあえず終わったことにほっとしました。

 

結果発表

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 無事合格できて非常にうれしかったです。それなりに対策した甲斐があって高得点が取れてました。

 

2度目の受験となりましたが、ある程度の勉強時間を確保できれば一発で合格できる試験だと思います。

個人的にはプログラミング問題を選択しなくていい分、基本情報よりも安心して解くことができました。文系におすすめと言われますがその理由がよくわかりました。

 

これから受ける方の参考になれば幸いです。